気象台によると、新燃岳の火口直下を震源とする火山性地震は昨日26日(火)から増加し38回を観測。今日27日(水)は16時までに113回と、4月23日以来、約1か月ぶりに100回を上回りました。
地殻変動観測には大きな変化が見られていないため、規模の大きな噴火に至る可能性は低いと考えられています。
地殻変動観測には大きな変化が見られていないため、規模の大きな噴火に至る可能性は低いと考えられています。
今後も火山活動に注意

気象台が今日27日(水)に山麓で実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり200tを観測。新湯温泉付近から実施した調査では、火口西側斜面の割れ目付近で引き続き噴気や地熱域を確認しています。
火山性地震の回数は増減を繰り返しながら多い状態となっています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量の増加や、火口西側斜面の割れ目において噴気や地熱域が認められるなど、火山活動が高まった状態となっています。
噴火した場合は、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。風下側では火山灰だけでなく、火山礫と呼ばれる小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
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火山性地震の回数は増減を繰り返しながら多い状態となっています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量の増加や、火口西側斜面の割れ目において噴気や地熱域が認められるなど、火山活動が高まった状態となっています。
噴火した場合は、弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。風下側では火山灰だけでなく、火山礫と呼ばれる小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
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