月と火星、木星、土星が接近
18日(水)から20日(金)にかけて、日の出前の南東の空では、下弦を過ぎて細くなりつつある月が、火星、木星、土星の3つの惑星のそばを通りすぎるため、賑やかな空となります。
18日(水)の日の出前は、南東の方角には月と3つの惑星が、右上から、月、火星と木星、土星の順番で、ほぼ等間隔に並んで見えます。
19日(木)の日の出前には、より細くなった月は土星の右下へと位置を変えます。
20日(金)の日の出前には、月はさらに移動し、火星と木星、土星、そして一層細くなった月の順番に並びます。
明るい惑星たちを目印に、日ごとに大きく位置と形を変える月の様子をぜひ観察してみてください。
18日(水)の日の出前は、南東の方角には月と3つの惑星が、右上から、月、火星と木星、土星の順番で、ほぼ等間隔に並んで見えます。
19日(木)の日の出前には、より細くなった月は土星の右下へと位置を変えます。
20日(金)の日の出前には、月はさらに移動し、火星と木星、土星、そして一層細くなった月の順番に並びます。
明るい惑星たちを目印に、日ごとに大きく位置と形を変える月の様子をぜひ観察してみてください。
月と金星が接近
3月下旬、夕暮れ時の西の空では、金星がひときわ鋭い光を放ちます。特に25日(水)は、金星が東方最大離角を迎えるため、たいへん見やすくなっています。
そして28日(土)は、そんな明るい金星の左下で、上弦前のまだ細い月が輝き、美しい眺めとなります。
マイナス4.4等もの輝きの金星と明るい月は、まだ空に明るさが残るうちから観察できます。ゆっくりと時間をかけて観察してみてください。
そして28日(土)は、そんな明るい金星の左下で、上弦前のまだ細い月が輝き、美しい眺めとなります。
マイナス4.4等もの輝きの金星と明るい月は、まだ空に明るさが残るうちから観察できます。ゆっくりと時間をかけて観察してみてください。
3月の満月はワームムーン
3月は10日(火)2時48分に満月を迎えます。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。3月は、雪解けの地面に見られるミミズ(ワーム)の這った跡にちなんで、名前がつけられたと言われています。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。3月は、雪解けの地面に見られるミミズ(ワーム)の這った跡にちなんで、名前がつけられたと言われています。
参考資料など
『天文年鑑(2020)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/