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写真を自動判定!ゲリラ雷雨スカウターの機能

2019/07/16 12:35 ウェザーニュース

ウェザーニュースでは、夏季(7月~9月)限定で、雲専用の画像解析技術を取り入れたゲリラ雷雨スカウターを導入しています。

カメラで撮影した雲の位置、雲の高さ、計7種類の雲の種類や5種類の雲の色、モクモク雲の場合は発達危険レベルを自動判定します。雷雲やその卵である雲(モクモク雲)の場合、その雲の危険度が即座に解析されて、レベル1~100で表示されます。

■判定される雲・空の種類
モクモク雲・ナミナミ雲・うろこ雲・薄雲・青空・朝焼けor夕焼け・その他

■判定される雲の色の種類
黒色、濃灰色、灰色、白色、その他

画像解析の機能

リポート送信後のページイメージ
撮影した雲がモクモク雲(積雲や積乱雲)と解析され、画像解析で雲の高さと距離を推定できた場合、雲の高さや距離、マップの解析結果が表示されます。

真上を撮影した際は、雲を解析できた場合に、雲の高さとマップのみ表示されます。

雷雨をもたらす雲か分かる!?

夏場はモクモクとした雲をよく見かけますが、一体どれくらいの高さになると危ないのか?目で見るだけだと、分かりづらいですよね。

モクモク雲は、一般的に約4,000mを超えると雷雲となる恐れがあり、約7,000mを超えると、その雲の下では雷雨に警戒が必要です。

また、約7,000mを超える雲が30km圏内にある場合、今いる場所では1時間以内に雷雨となる恐れがあります。