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2019/06/03 14:48 ウェザーニュース

自然が織りなす奇跡の瞬間は、ひとりの力では一生に一度見れるかどうか。
でも、全国のウェザーリポーターと力を合わせれば、奇跡の瞬間は割と頻繁に訪れます。

これまでウェザーリポートに届いた、非常に珍しい気象現象をご紹介します。どれも貴重なショット!永久保存版です。

七色だけにあらず!いろいろな虹

まずはみんなが大好きな「虹」から。

レア度★★★★!「4本の虹」

ピンクさん(島根県出雲市)
この4本は写真右から「主虹」「反射虹の主虹」「副虹」「反射虹の副虹」。天気に加えて、宍道湖の存在あっての現象でした。
>>動画でメカニズムを解説(Youtube)

いつもより濃い!?「過剰虹」

きまぐれ猫さん(静岡県富士市)
虹のすぐ内側に、繰り返すように虹色が見えるものを『過剰虹』といいます。水滴が比較的小さく、大きさがそろっているときに現れやすい虹です。

7色だけじゃない!?「白い虹」

みいやさん(長野県白馬村)
太陽の光が「霧」に反射して見られる現象です。
>>白い虹のメカニズム

二重のハロが出現「9度ハロ」

ゆきボ~さん(福島県二本松市)
太陽の周りの虹色の輪は「ハロ」。通常、外側の大きい方はよくみられますが、「9度ハロ」と呼ばれる内側の小さなハロは非常にレアです。
>>いろいろな虹色現象を紹介

「幻日環(げんじつかん)」

アリミクルさん(山梨県北杜市)
そのレア度は20年に1度と言われていましたが、ウェザーリポーターの手にかかると、半年に1度は見られます。
>>[図解]幻日環とは

魔のサークル「花粉光環」

しぃのんさん(埼玉県久喜市)
綺麗に輝いて見えますが、花粉が大量に飛散しているサイン。そう聞くと、不気味な虹色に感じてしまいますね。
>>花粉光環とは

一度は見てみたい!おもしろ雲

まるでUFO!?

ポッキーさん(山梨県韮崎市)
上空が風が強い時に現れる「つるし雲」です。
>>「つるし雲」のメカニズム

ケルビンヘルムホルツ不安定性の雲

桜花っちさん(静岡県焼津市)
ギザギザしたノコギリの刃のような形をした雲。正式名を「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」と言います。
>>この雲のメカニズム

カラフルなクラゲ?

桜花っちさん(鹿児島市)
雲の正体は、イプシロンロケット3号機の打ち上げによるもの。「夜光雲(やこううん)」と呼ばれるもので、通常の雨や雪を降らせる雲とは違い、上空約80km(80000m)と非常に高いところに見られる特殊な雲です。地球上、最も高いところに発生する雲といわれています。

七色霧雲海と冠雪富士

ポッキーさん(山梨県韮崎市)
『今朝は甲府盆地南西部を中心に霧のたちこめる朝でした。標高を上げると街明かり滲む美しい七色雲海。』

美しさだけじゃない!時には厳しさ&激しさも

稲妻と積乱雲

かえるさん(群馬県館林市)
稲妻を捉えた一瞬。あの雲の下で激しい現象が起きていることがわかります。

見たことない大きさ!

happy-gardenerさん(茨城県水戸市)
どデカイ雹。なかなかこのサイズは見たことがありません。

見たことない量!

あんころさん(東京都三鷹市)
東京でヒョウが積もるほど降るとは…にわかに信じがたい景色でした。

寒さがもたらす神秘の現象

極寒の地だからこそ見ることができる、神秘の現象です。

ジュエリーアイス

ねまこさん(北海道十勝川河口)
「ジュエリーアイス」とは、凍った川の水が海に流れ、それが岸に打ち上げられたもの。波にもまれるうちに角が取れ、透き通ったクリスタルのような氷になります。

凍ったシャボン玉

ラビさん(北海道釧路市)
シャボン玉も凍る寒さ!
極寒列島、こんなものまで凍った!(2018/01/25)

ニッポンの絶景に出逢える

ウェザーリポートを通じて、行ったことがない、見たことがない景色にも出逢うことができます。

田貫湖のWダイヤモンド富士

ごろちゃんさん(静岡県富士宮市)


東北の龍がお目覚め「ドラゴンアイ」

ゴンからの手紙さん
(岩手県八幡平市鏡沼)
『冬の間は凍るのですが、解けかけの今の時期は、解け始めた周縁部が緑青色に見えるので、ドラゴンアイと呼ばれています。もう少しすると今度は真ん中が解けるので、「目が開いた」と呼ぶそうですよ(*´ω`*)。』

白米千枚田

ヨッシーさん(石川県輪島市)