発見!
「初めてこの目で見ました。感動です…。カメラを持つ手が震えました」
正式名称⇒ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲
ギザギザしたノコギリの刃のような形をした雲。これは、「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」と言います。
大気は色んな性質の空気の層が重なってできています。乾いた空気と湿った空気など、質の異なる空気の層が上空で接していて、さらに、空気層の高さによって、風向きが大きく異なっていたり、風速に差があったりすると、気流が乱れてこうした波のような形の雲が現れることがあります。
大気は色んな性質の空気の層が重なってできています。乾いた空気と湿った空気など、質の異なる空気の層が上空で接していて、さらに、空気層の高さによって、風向きが大きく異なっていたり、風速に差があったりすると、気流が乱れてこうした波のような形の雲が現れることがあります。
天気下り坂のサインとなることも
「ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲」が現れると、上空で乱気流が発生している可能性があるため、航空機の運航などでは注目されます。
また、上空で強い風が吹いているサインのため、地上付近でも天気下り坂のサインとなることがあります。
ただ、今日の中部エリアは、天気下り坂ではなく、このあとも日差しが届きそうです。
静岡市上空の観測状況を見ると、上空1000m付近では風が弱めですが、上空2000m付近より高いところでは、強い風が吹いています。
今回の雲は、各地に春一番をもたらした発達した低気圧が遠ざかる影響で、上空の強い風がだんだんと収まっていく過程の中で見えたものです。
>>今日の天気・気温を詳しく見る
また、上空で強い風が吹いているサインのため、地上付近でも天気下り坂のサインとなることがあります。
ただ、今日の中部エリアは、天気下り坂ではなく、このあとも日差しが届きそうです。
静岡市上空の観測状況を見ると、上空1000m付近では風が弱めですが、上空2000m付近より高いところでは、強い風が吹いています。
今回の雲は、各地に春一番をもたらした発達した低気圧が遠ざかる影響で、上空の強い風がだんだんと収まっていく過程の中で見えたものです。
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