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流星のメカニズム

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2019/12/13 22:41 ウェザーニュース

毎年決まった時期に、決まった場所から流れる流星を「流星群」といいます。
「しぶんぎ座流星群」
「ペルセウス座流星群」
「ふたご座流星群」

上の3つは「三大流星群」と呼ばれ、皆さんも耳にしたことがあるかと思います。
この「流星群」の出現時期を狙って夜空を見上げれば、流星に遭遇できる確率は格段に高くなります。

流星の正体は?

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太陽の周りを定期的に周っている彗星が残したチリの中を地球が通り、チリが地球の大気圏に突入して、大気中の原子や分子と衝突して、プラズマ発光する現象です。
そのため、このように流星群を生み出した彗星は「母天体(母彗星)」と呼ばれています。

なぜ放射状に見える?

彗星が残したチリは、同じ軌道で一定方向を保って太陽をまわっています。そのチリに公転している地球が突入して、進行方向と平行にチリが地球に入ってくるのです。
それでは、なぜ平行に地球に流れてくる流星たちは、1点から流れているように見えるのでしょうか?

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例えば、遥か遠い先まで続く直線の道路を真正面に立って見ると、一箇所から広がっているように見えます。それと同じ理屈で、平行に飛んでくる流れ星たちも、真正面にいる私たちが地上から観察すると、1点から飛び出すように見えるのです。
この、流れ星が飛び出すときの中心(放射点)がある星座の名前が、各流星群の名前なっています。

流星の長さの違い

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流星には、長く尾を引いて光る星と、短く一瞬で消える星があります。これは、等間隔に並んでいる木であっても、遠くになるにつれて間隔が狭くなっ て見えるのと同じ理屈です。群流星の場合は、放射点の中心近くの流れ星は短く、離れた所を流れる星は長く見えます。放射点から近すぎると、流れ星 は点が一瞬だけ光るように見えます(静止流星)。

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