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歴史的大雨のおそれ 8日(日)まで豪雨災害に厳重警戒

2018/07/06 06:51 ウェザーニュース

梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で雨雲が発達し、西日本から中部地方に活発な雨雲がかかり続けています。
各地で河川が増水し、はん濫の危険性が高まっているところが多くなっています。また、土の中に雨水がしみ込むことで、土砂災害が発生しやすくなっています。

既に約一週間で1200mmを超える雨を観測

西日本は台風7号の接近前から局地的に激しい雨が降って大雨となり、特に四国で降水量が多くなっています。6月28日から今日6日(金)4時までの約8日間の期間積算雨量は、高知県馬路村の魚梁瀬(やなせ)で1249.5ミリに達するなど、記録的な大雨となっているところがあります。場所によっては、平年7月の1ヶ月分の雨量の2倍を超える雨が、わずか1週間余りで降ったところもあります。

8日(日)にかけてさらなる大雨に警戒

梅雨前線の活動が活発な状況は、少なくとも8日(日)頃にかけて続く見込みです。東海から近畿、中国、四国地方などでは、この先3日間でさらに300mm以上の雨が降ることが予想され、山沿いでは500mmを超える雨量が予想されています。

すでに一部地域で土砂崩れの発生や河川の増水が見られ、今後は住宅に襲来したり、河川をせき止めたりするような、大規模で多発的な土砂災害や、河川の氾濫による浸水被害が発生するおそれがあります。今後の大雨情報や、自治体が発表する避難情報に留意し、厳重に警戒をしてください。
>> 防災情報と避難行動
>> 最新の雨雲の様子を見る

動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より
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