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歴史的大雨の恐れ 8日(日)まで大雨災害に厳重警戒

2018/07/05 16:46 ウェザーニュース

台風7号から変わった低気圧が北海道付近を通過し、梅雨前線が本州付近に停滞しています。南から非常に湿った空気がどんどんと流れ込んで雨雲が発達。西日本から中部地方にかけて強い雨を降らせています。

一週間で1000mm近い雨を観測

西日本は台風7号の接近前から局地的に強い雨となり、特に四国で雨の量が多くなっています。6月28日からの積算雨量は、5日(木)の15時までに高知県本山町で952.0mm、徳島県那賀町の木頭で815.5mmを観測。

7月平年の2倍を超える雨がわずか一週間余りで降ったことになります。

8日(日)にかけてさらに500mm超の雨

梅雨前線の活発な状況は少なくとも8日(日)頃にかけて続く見込みで、岐阜県を中心とする東海から近畿、四国を中心にさらに500mm以上の雨が予想され、総雨量は山沿いの多い所で1000mmを大きく超える恐れがあります。

すでに一部で土砂崩れが発生や河川の増水が見られ、今後は住宅に襲来したり、河川をせき止めたりするような、大規模で多発的な土砂災害や、河川の氾濫による浸水被害が発生する恐れがあります。今後の大雨情報や、自治体が発表する避難情報に留意し、厳重に警戒をしてください。
>>防災情報と避難行動
>>最新の雨雲の様子を見る

動画解説

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より
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