facebook line twitter mail

桜開花予想2018【西日本編】

2018/04/03 12:47 ウェザーニュース

今週6日〜7日は、低気圧が急発達しながら通過し、全国的に春の嵐となる恐れがあります。このため、すでに散り始めた熊本城(熊本県)や高知公園(高知県)などは、今週末には葉桜になってしまうことが予想されます。
※例年…過去5年平均

近畿の開花予想

近畿南部のお花見日和は4日(水)!春の嵐の前にお花見へ

近畿の桜は順調に見頃を迎えています。大阪城公園(大阪府)は3月20日に開花の発表があり、観測史上最も早い開花となりました。また、3月24日に開花した清水寺(京都府)では3月28日に満開を迎えるなど、京都府内の人気名所でも見頃の所が多くなっています。

今週は各地で見頃の桜を楽しめそうですが、穏やかな陽気でお花見を楽しめるのは、近畿南部で明日4日までです。6・7日には、低気圧や前線が通過して春の嵐となる恐れがあり、お花見を楽しめる所が一気に少なくなってしまう可能性があります。週後半に桜吹雪を迎え始める所が多い見通しですが、桜吹雪を迎える前に散ってしまう桜もありそうです。お花見がまだの方は5日までに行くことをおすすめします。

なお、今後は山でも開花が進み、吉野山奥千本(奈良県)では7日に開花、12日に満開となりそうです。
>>近畿のお花見スポットを検索

中国四国の開花予想

中国・四国の桜は5日(木)まで!春の嵐の前にお花見へ

3月15日に全国トップで開花した高知公園(高知県)は、昨年より14日早い開花となりました。中国・四国の桜は開花が早かった分、早々と見頃に入った所も多く、24日に開花を迎えた岡山後楽園(岡山県)では、29日に満開を迎えました。現在、四国を中心に、昨年より10日ほど早い桜吹雪シーズンを迎えています。
 今週は各地で美しい満開の桜や桜吹雪を楽しめそうですが、穏やかな陽気でお花見を楽しめるのは、四国で明日4日までです。6日には、低気圧や前線が通過して春の嵐となる恐れがあり、高知公園(高知県)などすでに散り始めた所は、今週末には葉桜になってしまうことが予想されます。中国エリアの見頃を迎えて間もない所も、雨風によって、見頃が短くなってしまう恐れもありますので、お花見がまだの方は、5日までに行くのが良さそうです。

>>中国のお花見スポットを検索
>>四国のお花見スポットを検索

九州の開花予想

九州の桜は5日(木)まで!春の嵐の前にお花見へ

九州では、3月16日の西都原古墳群(宮崎県)の開花を皮切りに、ほとんどが開花を早々に迎えました。その後、3月18日に開花を迎えた舞鶴公園(福岡県)では、29日に満開を迎えるなど、多くの桜が見頃となっています。ただ、開花が早かった分終わりも早く、熊本城(熊本県)が30日に桜吹雪になるなど、散り始めた桜が増えてきました。
 今週は各地で桜吹雪を楽しめそうですが、穏やかな陽気でお花見を楽しめるのは、九州南部で明日4日までです。6日には、低気圧や前線が通過して春の嵐となる恐れがあり、すでに見頃を過ぎつつある所は、今週末には葉桜になってしまうことが予想されます。お花見がまだの方は、5日までに行くのが良さそうです。
>>九州のお花見スポットを検索
  • Twitterで
    最新情報つぶやき中!
    「この空あの人にも見せたいな…」そんな想いを共感・共有しながら”みんなで作る天気予報”をモットーにお届けしています。 天気・台風・地震・津波などの防災情報や、星空情報・季節の便り等もお楽しみに♪
  • 公式SNSアカウント
  • アナタのスマホに