海抜と標高は詰まるところ同じ!?
標高とは、東京湾の平均海面を0mとし、そこから測って土地の高さを表しています。次に海抜は、近隣の海面を0mとして、そこからの高さを測ったものです。
海抜と標高の違いは、基準となる海面が東京湾か近隣の海か、ということになります。
しかし、同じ場所にもかかわらず、海抜と標高で違う数字が表記されていると混乱してしまいますよね。そのため、離島など一部の地域を除いて、標高も海抜も東京湾を基準にしているようです。
海抜と標高の違いは、基準となる海面が東京湾か近隣の海か、ということになります。
しかし、同じ場所にもかかわらず、海抜と標高で違う数字が表記されていると混乱してしまいますよね。そのため、離島など一部の地域を除いて、標高も海抜も東京湾を基準にしているようです。
どうやって高さを測っている?
先程、平均海面から高さを測っていると言いましたが、実際は「日本水準原点」から測量しています。日本水準原点は平均海面を地上に固定すべく設置されたものです。
また、この日本水準原点を基準に、全国に水準点を作り、各地で高さを測ることが可能になっています。
また、この日本水準原点を基準に、全国に水準点を作り、各地で高さを測ることが可能になっています。
知ることが防災につながります
標高は山など土地の高さを表す時に用いられ、海抜は津波などの災害対策に主に活用されます。そのため、海に近い地域の方は海抜表記の方が目にする機会が多いと思います。
普段はあまり気にしていないかもしれませんが、ぜひ津波防災の日を機会に、自分の住んでいる地域や、いざという時に避難する避難場所の海抜を確認してください。
国土地理院や、各自治体のホームページから周辺の海抜を知ることもできます。
普段はあまり気にしていないかもしれませんが、ぜひ津波防災の日を機会に、自分の住んでいる地域や、いざという時に避難する避難場所の海抜を確認してください。
国土地理院や、各自治体のホームページから周辺の海抜を知ることもできます。
避難のあり方を今一度確認
大きな地震が発生した際、津波から身を守るためには、より早く・より高いところへの避難が必要となります。
また、避難したら終わりではなく、津波の状況によってはさらに高い所への避難が強いられることがあります。
そのような場合も考えて、複数の避難場所、津波避難ビルを把握しておくこともお忘れなく。
また、避難したら終わりではなく、津波の状況によってはさらに高い所への避難が強いられることがあります。
そのような場合も考えて、複数の避難場所、津波避難ビルを把握しておくこともお忘れなく。
参考資料など
【参照・参考元】
国土交通省 国土地理院「標高と海抜と水準点 」http://www.gsi.go.jp/KIDS/KIDS06.html
国土交通省 国土地理院「高さの基準」http://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/suijun-base.html
国土交通省「「国土交通」No.116(2012.8-2012.9) 大地を見つめる国土地理院」http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_002188.html
国土交通省 国土地理院「標高と海抜と水準点 」http://www.gsi.go.jp/KIDS/KIDS06.html
国土交通省 国土地理院「高さの基準」http://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/suijun-base.html
国土交通省「「国土交通」No.116(2012.8-2012.9) 大地を見つめる国土地理院」http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_002188.html