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九州が強風域に 週明けにかけて全国的に荒天警戒

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2017/10/21 22:16 ウェザーニュース

超大型で非常に強い勢力の台風21号は、22日(日)未明には大東島に最接近する見込みです。その後、速度を上げながら本州に接近。23日(月)に本州に上陸の恐れがあります。
>>都道府県毎の影響を確認
21日(土)21時現在、強風域がさらに拡大し直径は2,050km。鹿児島や宮崎、熊本、そして四国の一部などが強風域に入っています。衛星の映像を見ても台風の眼はハッキリしており、勢力を維持していることがわかります。22日(日)午後以降は西日本太平洋側の一部が暴風域に入る予想です。


今後の見解

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西・東日本:22日夕方以降は暴風雨に警戒
西・東日本では、台風接近前の22日(日)も強雨に注意。特に四国や近畿は激しい雨になる恐れがあります。さらに台風接近に伴って、西日本は夕方から、東日本は夜から暴風雨に警戒が必要です。

22日(日)は衆院選投開票日ですが、投票は荒天を避けて早めにお出かけください。
>>強風や大雨を避けて投票できる時間帯は?

月曜日の交通機関に大打撃
西日本では22日(日)午後から交通機関にも影響が出はじめるため、早めの帰宅が安心。週明け23日(月)の出勤時は、東名阪含む広いエリアで大きな影響が出る恐れがあります。早めにスケジュール調整を行ってください。

>>詳しい交通見解

エリア毎の雨風見解

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紀伊半島や四国南東部では総雨量800mmも

上図は、20日21時〜23日21時までの積算雨量を表しています。

台風から暖かく湿った空気が流れ込んで前線が活発化するため、九州から東北では接近前から雨がまとまる予想となっており、最大で50~70mm/hの激しい雨の恐れがあります。

また、台風本体による雨は最大で60〜80mm/h、局地的には100mm/hの恐れがあります。

▽予想総雨量
(24日09時までの多い所)

近畿南部・四国太平洋側
500mm超 ※700-800mm超の恐れも

四国西部・近畿中部北部・東海西部
400-500mm

東海東部・北陸西部・関東西部〜甲信
300-400mm

南西諸島(大東島)・中国・関東・東北・北陸東部
200-300mm

奄美・九州・北海道
100-200mm

暴風・強風にも警戒

22日(日)午後以降は西日本太平洋側の一部が暴風域に入る予想。超大型台風のため強風域も広く、全国的に吹き荒れる風に注意が必要です。

▽予想される最大瞬間風速
南西諸島:30〜40m/s
(※大東島地方 50m/s超)
西・東日本沿岸:30〜40m/s
西・東日本陸上:25-35m/s
北日本沿岸:25〜35m/s
北日本陸上:15〜25m/s

また、沿岸では高潮や高波にも十分ご注意ください。
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