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超大型台風 週明けにかけて全国的に荒天警戒

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2017/10/21 19:08 ウェザーニュース

21日18時現在、超大型で非常に強い勢力の台風21号は、暴風域を伴って日本の南を北寄りに進んでいます。

台風21号はこのあとも北上を続け、今夜遅く〜22日(日)午前にかけて沖縄・大東島地方を直撃、週明け23(月)には本州に上陸する恐れがあります。

▼21日18時現在の情報
 大きさ    超大型
 強さ     非常に強い
 方向・速さ  北北東 30km/h
 中心気圧   925hPa
 最大風速   50m/s
 最大瞬間風速 70m/s

今後の見解

box1
台風の接近・通過に伴い、沖縄から北日本の広い範囲で、大雨や暴風、高波、高潮等に厳重な警戒が必要です。

・接近前から大雨に注意
日本の南に停滞する秋雨前線に向かって台風から暖かく湿った空気が流れ込み、前線が活発化。22日(日)は衆院選投開票日ですが、西日本太平洋側では朝から激しい雨の恐れがあります。その他の西・東日本でも、夜以降は段々と荒天となる予想です。
>>強風や大雨を避けて投票できる時間帯は?

・23日(月)は交通機関への影響大
23日(月)の出勤時は、東名阪含む広いエリアで交通機関に大きな影響が出る恐れがあります。早めにスケジュール調整を行ってください。

エリア毎の雨風見解

box2

紀伊半島や四国南東部では総雨量800mmも

上図は、20日21時〜23日21時までの積算雨量を表しています。

台風から暖かく湿った空気が流れ込んで前線が活発化するため、九州から東北では接近前から雨がまとまる予想となっており、最大で50~70mm/hの激しい雨の恐れがあります。

また、台風本体による雨は最大で60〜80mm/h、局地的には100mm/hの恐れがあります。

▽予想総雨量
(24日09時までの多い所)

近畿南部・四国太平洋側
500mm超 ※700-800mm超の恐れも

四国西部・近畿中部北部・東海西部
400-500mm

東海東部・北陸西部・関東西部〜甲信
300-400mm

南西諸島(大東島)・中国・関東・東北・北陸東部
200-300mm

奄美・九州・北海道
100-200mm

暴風・強風にも警戒

22日(日)午後以降は西日本太平洋側の一部が暴風域に入る予想。超大型台風のため強風域も広く、全国的に吹き荒れる風に注意が必要です。

▽予想される最大瞬間風速
南西諸島:30〜40m/s
(※大東島地方 50m/s超)
西・東日本沿岸:30〜40m/s
西・東日本陸上:25-35m/s
北日本沿岸:25〜35m/s
北日本陸上:15〜25m/s

また、沿岸では高潮や高波にもご注意ください。
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