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北アルプスの焼岳で小規模な噴気確認

2017/08/10 17:59 ウェザーニュース

9日夜から10日未明にかけ、長野と岐阜の県境にある北アルプスの焼岳で焼岳山頂の西側山腹において、小規模な噴気が確認されました。気象庁は噴火警戒レベル1を継続しながらも注意を呼びかけています。

空振を伴う地震も6回観測

気象庁によると、昨日(8月9日)23時50分頃から本日(8月10日)2時頃にかけて、空振を伴う地震を6回観測し、この時間帯に、北陸地方整備局の監視カメラにより、山頂の西側およそ400メートル付近の山腹において白色の噴気を確認したとのことです。

なお、火山性地震は2時以降観測されていません。噴気は3時以降観測されていませんが、12時以降は雲のため不明です。

また、本日午後に実施した火山機動観測では、悪天のため山頂付近の状況は確認できませんでした。また、北陸地方整備局の協力による上空からの観測は悪天のため実施できなかったとのことです。

お盆登山に注意を

8月7日(月)に撮影された焼岳の様子
今後、再び噴気活動が活発化する可能性があります。山頂付近にはなるべく留まらないでください。山頂付近に立ち入る際はヘルメットをかぶるなどの安全対策を。また、火山ガスにも注意してください。

明日11日からの3連休からお盆休みの方も多いと思いますので、上高地に行く方・登山される方は十分ご注意ください。

>>お盆は雲は多めながらも、暑さ継続
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