4月の南の空

春、新しい一歩を踏み出す新入生や新入社員さんは、分からないことばかりで頭の上には「？」マークが浮かびます。そんな季節は、夜空でも「？」マークが潜んでいます。それはしし座です。別名「といかけ座」とも言われ、雨桶をかけるフックをイメージして名づけられたそうです。このフックが傾く頃、日本では梅雨がやってきます。

4月の北の空

ひしゃくのように並んだ7つの明るい星(北斗七星)が輝きます。北斗七星は、方角や春の星座を知る手がかりになる「星座の案内役」でもあります。ひしゃくの縁にある２つの星を結んで、その直線を５倍に延ばすと、北極星を見つけることができます。また、ひしゃくのカーブを天頂に伸ばしていくと、うしかい座の０等星アークトゥルスや、おとめ座の１等星スピカに行き着きます。