- 7. 津波から避難した高さ
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・生存者が避難した先は平均2.9階
・亡くなった方が避難した先は平均1.7階
皆さんがどれほどの高さに避難したのか建物の高さで聞いてみました。
「避難していない」という回答を除く1881名が対象。
「どこへ避難したか?建物の何階に逃げたか?」という質問に対して、屋内では2階もしくは3階という回答がともに10%と多く見られました。
そこで、生存者と亡くなった方で、それぞれ避難できた平均の階数を計算してみました。
生存者が避難した先は、平均2.9階。一方、亡くなった方は平均1.7階という結果が出ました。ただ、今回の津波の最大遡上高(津波が陸地を遡った最大の高さ)は、岩手県宮古市重茂姉吉地区の40.5メートル。10階建てビルの高さに相当します。津波から逃げるには、理想は「より高台へ、より高層階へ」避難する事です。
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