飛べ『スーパーボールロケット』工作そら博 SORA EXPO 2018

飛べ『スーパーボールロケット』工作

おすすめ学年

かかる時間

30分

自由研究テーマ
（お子さまの考察ポイント）

スーパーボールを地面に向かってそっと落とすと、手を離した位置の近くまでは上がってきますが、それ以上高く上がることはありません。これに、ストローで作ったロケットをつけて一緒に落としてみると…ロケットは驚くほど高くまで飛びます。スーパーボールのパワーををもらってロケット発射！　エネルギーの移動が作り出すスペクタクルを楽しく観察しましょう。

課題

スーパーボールロケットをつくってみよう
ゴムの跳ね返りやすさ（弾性）について確かめよう
ロケットがどのくらいの高さまで飛ぶか、見てみよう

用意するもの

スーパーボール
竹串
ストロー
クリアファイル
接着剤
ハサミ、カッター

手順　どうやってやるの？

1. スーパーボールに竹串を差して固定します。竹串の先端が指などに刺さらないよう、充分に注意してください。
2. ストローを竹串の長さに合わせて切り、ストローの先にビニールテープを巻きます。こうすると、ロケットが飛ぶ際に姿勢が安定します。
3. ストローにロケットの羽となるパーツをつけます。クリアファイルを切ってパーツを作り、ビニールテープを巻いた方の反対側に接着剤でつけましょう。
4. これで完成です！　ロケットを竹串にさせば準備完了。ロケットが地面に対してまっすぐになるように持ち、ゆっくりと床に落としてみましょう。ロケットは、どのくらいの高さまで飛びましたか？

自由研究にプラス！

ストローのロケットの代わりに、別のものも飛ばしてみましょう。

発射台に使ったスーパーボールより小さな別のスーパーボールを用意し、真ん中に竹串がスルスルと余裕で通るくらいの穴をあけます。穴があいたら、これを発射台の竹串に通し、さきほどのストローのロケットと同じように地面にまっすぐに落としてみてください。小さなスーパーボールは、さて、どこまで飛んでいきましたか？　スーパーボールの大きさ（重さ）をいろいろと変えて、飛んでいく高さがどう変わるかを記録してみましょう。

原理　なぜ？どうして？

スーパーボールは「ゴム」でできています。ゴムには、元に戻ろうとする性質＝弾性があります。この力はスーパーボールにもあります。もとに戻ろうとする力がロケットに移り、高く飛ばすことができるのです。