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2014年07月14日

穏やかな1日
「仕事帰りの夕焼けが綺麗に見えるお気に入りの場所から(^-^)v」
←宮城県仙台市(7/14)

火曜日は穏やかな空が広がります。外出は紫外線と暑さ対策を。

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

◆高潮による浸水注意
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きく沈みました。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、一層の注意が必要です。

2011年5~6月に実施した「東日本大震災津波調査」の調査結果を発表しました。津波の時、避難行動に生死を分けた何かがあったのか?皆さんの体験談とともにご覧ください。東日本大震災 津波調査結果発表

【今後の余震や津波の注意点】
岩手県沖から茨城県沖の広い範囲で余震活動は続いていますが、余震回数はだんだん少なくなって、マグニチュード7以上の大きな余震が発生する可能 性は低くなってきています。今後も、稀に大きな余震が発生することがあり、これより、規模の小さな地震でも、沿岸や陸で発生すると、震源との距離が 近いため、最大震度5弱以上の揺れになることもありますので、引き続き注意して下さい。また、余震活動エリアの外側でも強い揺れを伴う地震が発生しており、地震活動は高い状態なので、日頃からの地震への備えは必須です。
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの強い揺れのため地盤が緩んでいる可能性があります。雨や余震により土砂災害が発生する可能性があるため、急な斜面のすぐ下やそばには近 づかないで下さい。◆小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
◆現地で復旧作業にあたる方へ
余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。
◆津波予想が小さくても避難を
今回の震災で、太平洋沿岸エリアは広範囲で大規模な地盤沈下が発生しました。この沈下は、現在も震災前の水準の20%程度しか回復していません。また、津波で破壊された防潮堤や防波堤は、まだ再整備されていません。このため、大きくない津波であっても沿岸部が浸水する可能性があります。川沿いでも、河口から遡って1km程度のエリアは、津波の遡上に注意が必要です。

【福島原発周辺の風向き】
現在の風向きは、実況天気Ch.、1時間ごとの風向きは、天気予報Ch.でご確認ください。