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2012年01月06日

今年の防災を願って
「穏やかな日和のもと、一年の防災を願う仙台「消防出初め式」が行われました。高さ7mのはしごの上で大技を披露する『伝統はしご乗り』。大技が決まるたびに集まった市民からは大きな歓声や拍手が上がってました。昨年は大震災があった事もあり、更なる防災・減災対策に取り組んでいかないといけませんね!」

宮城県仙台市(1/6)

7(土)は時々雪が舞う寒さとなります。また、海沿いでは風も強く、気温以上に寒く感じそう。外出の際は風を通しにくい服装でお過ごし下さい。

各地の天気や気温は、ピンポイント天気でご確認いただけます。

◆高潮による浸水注意
今回の地震の影響で、東北~関東北部の太平洋沿岸では地盤が大きく沈みました。特に、宮城県牡鹿半島~岩手県南部の沿岸で推定1m以上も沈下しました。このため、地震前と比べて、海や河口付近の低地では、満潮前後の時間帯を中心に、浸水や冠水の可能性が高まっています。特に、満潮時の潮位が高くなる大潮の時期は、一層の注意が必要です。

2011年5~6月に実施した「東日本大震災津波調査」の調査結果を発表しました。津波の時、避難行動に生死を分けた何かがあったのか?皆さんの体験談とともにご覧ください。東日本大震災 津波調査結果発表

【今後の余震や津波の注意点】
◆揺れたら高台へ
今後も強い余震が続く恐れがあります。海岸付近で復旧作業や家の片づけをされている方、防潮堤が破壊されている所もありますので、揺れたらすぐに近くの高台に避難して下さい。
◆急な斜面は要注意
これまでの揺れで地盤は緩んだ状態…急な斜面のすぐ下やそばには近づかないようにご注意下さい。
◆小さくても「ゆらゆら」とした揺れは津波に注意
小刻みに「ガタガタ」ではなく、「ゆらゆら」揺れている場合は、震源が離れており海底の場合もあるので、津波の可能性があります。
小さくても「ゆらゆら」とした揺れを感じたら、すぐに高台へ避難してください。
◆現地で復旧作業にあたる方へ
大きな余震が続いていますので、地震や津波の後片付けで、家に戻る場合は、頭を守るためにヘルメットを被ったり、万が一の時のために非常食を持つなどの備えがあるとよさそうです。また、大きな余震が発生した場合は、津波を警戒し、沿岸で作業の際は高台へ避難するようにしてください。
◆津波予想が小さくても避難を
今回の震災で、太平洋沿岸エリアは広範囲で大規模な地盤沈下が発生しました。この沈下は、現在も震災前の水準の20%程度しか回復していません。また、津波で破壊された防潮堤や防波堤は、まだ再整備されていません。このため、大きくない津波であっても沿岸部が浸水する可能性があります。川沿いでも、河口から遡って1km程度のエリアは、津波の遡上に注意が必要です。

【福島原発周辺の風向き】
現在の風向きは、実況天気Ch.、1時間ごとの風向きは、天気予報Ch.でご確認ください。