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霧島山(新燃岳)|火山情報

2018/01/17 17:27 ウェザーニュース

新燃岳では、噴火警戒レベル3(入山規制)が継続中。新燃岳では1月16日から17日にかけて火山性微動が時々発生しています。
都城市からの最新映像

気象庁の火山解説

火山活動の状況

新燃岳火口付近を震源とする火山性地震が16日は356回、17日15時までに37回観測されました。振幅の小さな火山性微動が昨日は3回発生しました。17日は15時までに1回発生し、継続時間は30秒程度でした。17日は白色の噴煙が火口縁上50mまで上がりました。1月16日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

▼火山性地震 火山性微動
◆16日
00時から06時 110回 2回
06時から12時 156回 0回
12時から18時 56回 1回
18時から24時 34回 0回

◆17日
00時から06時 22回 1回
06時から12時 9回 0回
12時から15時 6回 0回

傾斜計では、新燃岳の山体膨張を示す特段の変化は認められません。GNSS連続観測では、2017年7月頃から霧島山を挟む基線の伸びが継続しています。このことから、霧島山の深い場所でマグマの蓄積が続いていると考えられますので、火山活動に注意が必要です。

2011年噴火の当時の様子

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独自レーダーでとらえた噴煙

新燃岳では2011年1月26日7時31分にごく小規模な噴火が発生。14時49分頃から火山性微動の振幅が大きくなり、15時30分頃から灰白色の噴煙が上がりました。当時、ウェザーニュースは小型レーダー「WITHレーダー」で噴煙を捉え、噴煙高度は海面上約6000m以上に達していることがわかり、火山灰拡散予想は南東方向と発表。皆さんからのウェザーリポートから宮崎県都城市など新燃岳から南東側で降灰が確認されました。

深夜も続いた空振リポート

26日深夜から27日明け方にかけて、「地面が揺れていないのに窓がガタガタする」というリポートが急増。宮崎や鹿児島に限らず、新燃岳から離れた九州北部からも報告が相次ぎました。これは噴火の衝撃が大気を伝って届く「空振(くうしん)」と呼ばれるものです。また、リポートの分布をみると「外聴域」が現れていました。外聴域とは、爆発に伴い火口から上に出た音波が、上空の大気に跳ね返され遠くまで届く現象です。このように、九州全土から多数のリポートが届きました。

2011年の被害状況

新燃岳の噴火では、南東側では降灰が相次ぎましたが、空振や小さな噴石による被害が目立ちました。
◆2011年2月1日
火口から約6km離れた鹿児島県霧島市で空振により窓ガラスが割れる
◆2011年2月14日
火口から約10km離れた宮崎県小林市で、噴石1-3cmが降る。火口から約9kmの宮崎道霧島SAで停車中の車の窓ガラスが割れる。火口から約16kmの地点で駐車中の車のサンルーフが割れる。
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