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霧島山(新燃岳)|火山情報

2019/01/18 11:03 ウェザーニュース

噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引下げられました。
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気象庁火山解説

新燃岳では2018年6月28日以降、噴火は観測されていません。新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は2018年11月中旬頃から少なくなり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も少ない状態が続いています。傾斜計では山体膨張を示す変化は認められず、新燃岳の火山活動は低下しています。1月9日に実施した現地調査でも、火口内及び西側斜面の割れ目付近の噴気や熱異常域の状況に変化はみられませんでした。これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められなくなりました。なお、定期的に発表していた火山の状況に関する解説情報は終了します。

◆対象市町村等
活火山であることに留意
宮崎県小林市 鹿児島県霧島市

【防災上の警戒事項等】
・活火山であることから、火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
・なお、これまでの噴火により登山道等が危険な状態となっている可能性があるため、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に留意してください。

2011年噴火の当時の様子

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独自レーダーでとらえた噴煙

新燃岳では2011年1月26日7時31分にごく小規模な噴火が発生。14時49分頃から火山性微動の振幅が大きくなり、15時30分頃から灰白色の噴煙が上がりました。当時、ウェザーニュースは小型レーダー「WITHレーダー」で噴煙を捉え、噴煙高度は海面上約6000m以上に達していることがわかり、火山灰拡散予想は南東方向と発表。皆さんからのウェザーリポートから宮崎県都城市など新燃岳から南東側で降灰が確認されました。

深夜も続いた空振リポート

26日深夜から27日明け方にかけて、「地面が揺れていないのに窓がガタガタする」というリポートが急増。宮崎や鹿児島に限らず、新燃岳から離れた九州北部からも報告が相次ぎました。これは噴火の衝撃が大気を伝って届く「空振(くうしん)」と呼ばれるものです。また、リポートの分布をみると「外聴域」が現れていました。外聴域とは、爆発に伴い火口から上に出た音波が、上空の大気に跳ね返され遠くまで届く現象です。このように、九州全土から多数のリポートが届きました。

2011年の被害状況

新燃岳の噴火では、南東側では降灰が相次ぎましたが、空振や小さな噴石による被害が目立ちました。
◆2011年2月1日
火口から約6km離れた鹿児島県霧島市で空振により窓ガラスが割れる
◆2011年2月14日
火口から約10km離れた宮崎県小林市で、噴石1-3cmが降る。火口から約9kmの宮崎道霧島SAで停車中の車の窓ガラスが割れる。火口から約16kmの地点で駐車中の車のサンルーフが割れる。
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