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午後は関東も雷雨の可能性 日本海側はすでに広範囲で雨

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2024/05/08 11:26 ウェザーニュース

今日8日(水)の日本列島は西高東低の気圧配置となり、日本海側を中心に広い範囲で雨が降っています。

上空にはこの時期としては強い寒気が流れこむため大気の状態が不安定になります。午後は関東でも雷雨の可能性があるので、空の変化に注意が必要です。
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強い寒気が南下 大気の状態が不安定に

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寒気の影響で発生した雨雲が流れ込み、日本海側では昨夜から雨が降っています。鳥取県内では今朝に1時間で6.0mmの雨を観測しました。一部の雨雲は太平洋側に流れ込み、愛媛県内でも1時間に6.5mmの雨量を観測しています。

日本海からは上空5500m付近で−24℃以下というこの時期としては非常に強い寒気を伴った気圧の谷が接近し、明日9日(木)にかけて日本列島を通過します。上空の寒気の接近に伴って地上と上空との気温差が大きくなり、大気の状態が不安定になります。局地的に雨雲が発達しやすく、一時的な強い雨や雷雨の可能性があり、天気の急変に注意が必要です。
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午後は関東も雷雨の可能性

現在、日差しが届いている関東でも午後は上空の寒気の影響で雨雲が急発達する可能性があります。突然の雷雨や突風に注意が必要です。大気の状態が不安定なため、雹(ひょう)や霰(あられ)が降ってもおかしくありません。

夏に見るような背の高い積乱雲や濃いグレー雲が迫ってきたら天気急変のサインです。荒天の間は急ぎでない外出を控えて屋内で安全を確保するようにしてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)igucciさん