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九州などで局地的に激しい雨
午後にかけて関東にも雨雲広がる

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2024/04/03 06:57 ウェザーニュース

今日4月3日(水)は低気圧や前線の影響で西日本から東日本の広い範囲で雨となります。この時期としては暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州など西日本では雨雲が発達していて、局地的な激しい雨に警戒が必要です。

九州は1時間50mm以上の非常に激しい雨のおそれ

東シナ海から伸びてきた前線の影響で、西日本の各地で朝から雨が降っています。

この前線に向かって南西からは暖かく湿った空気が流れ込んでいるため雨雲が発達し、6時30分までの1時間には長崎県島原で22.5mm、熊本県益城で29.0mmの雨を観測しました。

この後も九州では活発な雨雲が断続的にかかり、午後は四国の太平洋側や近畿南部でも雨の強まる可能性があります。1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨による道路冠水や河川の急な増水、土砂災害などに警戒をしてください。
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午後は西日本〜東日本の全域が雨に

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雨雲の予想 3日(水)18時
前線に伴う雨雲は時間とともに東へと広がります。午前中には東海、北陸で雨が降り出し、昼頃から関東も雨の降る所が多くなる見込みです。

夕方の帰宅時間帯は西日本から東日本のほぼ全域で本降りの雨になり、一部では強く降る所があります。朝の時点で雨が降っていない関東や東海でも、大きめの傘を準備しておくと安心です。東北も南部を中心に雨が降りやすく、遅い時間ほど傘が必要なくらいの降り方になります。

今夜以降は前線が南に離れていく予想で、明日4日(木)の朝までに雨の止む所が多い見通しです。
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