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昨日より気温上昇し春本番の陽気
北日本では融雪に注意

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2024/02/18 11:40 ウェザーニュース

今日18日(日)は南から暖かな空気が流れ込んで、全国的に昨日よりも気温が上がっています。春本番の陽気になっている所が多く、北日本の積雪地域では融雪が進む見込みです。

日本海側はフェーン現象で特に気温上昇

本州の東の海上に中心をもつ高気圧が西に張り出して、北日本から関東、中国四国や九州は晴れて日差しが届いています。南から暖かな空気が流れ込んでいるため朝から気温は高く、昨日を上回っている所がほとんどです。

特に南寄りの風が山越えとなってフェーン現象が発生している日本海側で気温が上がっていて、11時30分の気温は新潟市で昨日の同じ時刻より10.1℃高い16.4℃、鳥取市は7.8℃高い17.6℃を観測しています。そのほかの西日本、東日本もすでに15℃を超えている所が多く、東京都心は17.0℃、福岡市は17.4℃です。

北日本も昨日に比べるとかなり気温は高く、札幌市は5.3℃まで上がってきました。
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雪の多い地域は急速な融雪に注意を

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東北は山沿いでも5℃を超えていて、北海道は道東の太平洋側をのぞく広い範囲でプラスの気温になっています。気温の上昇によって雪が残っている地域では融雪が急速に進んできました。

北海道恵庭市の路面には圧雪状態の部分と、水たまりの部分があり、非常に歩きにくくなっています。雪の表面も解けて滑りやすく足元には十分な注意が必要です。

また、屋根からの落雪や山間部では雪崩の危険性も高まっています。11時30分の時点で北海道の全域や東北の日本海側、北陸などの広い範囲になだれ注意報が発表されていますので、注意をしてください。
» 警報・注意報の発表状況» 警報・注意報の発表状況

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
相田彦一(あいだひこいち) さん