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頭痛など天気痛・気象病に注意
週中頃にかけて東京など前線南下で気圧変動

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2024/02/18 09:30 ウェザーニュース

今日18日(日)から週中頃かけては、移動性高気圧や前線の通過・停滞により気圧が変動する見込みです。

ウェザーニュース発表の天気痛予報では、東京や大阪など広範囲で「警戒」ランクとなっています。気圧変化などで頭痛や関節痛などの天気痛・気象病の症状が出やすい方はご注意ください。
>>天気痛予報 気圧変化·頭痛対策の参考に

前線南下で気圧変動 東京や大阪で「警戒」に

今日18日(日)は、移動性高気圧の影響で日本列島付近は比較的気圧の高い状態となっています。

この高気圧は東へ進んでいて、週明けの19日(月)は前線が日本海から南下して、西日本や北日本で次第に雨が降り出します。この前線は、20日(火)から23日(金)にかけて本州付近に停滞するため、東日本や西日本を中心に気圧は低下する予想です。

このように、今日から週明け以降は東日本や西日本を中心に気圧が大きく変動するため、個人差はあるものの頭痛や関節痛などの天気痛の症状が出る可能性があります。
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天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、低気圧や寒気などの影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。

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