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東京の大雪はまもなくピーク越え 明日は路面凍結・積雪に要注意

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2024/02/05 22:21 ウェザーニュース

関東は大雪となっていますが、東京23区などは日付が変わる前までに降雪のピークを越える見通しです。

ただ、ウェザーニュース独自解析の積雪深分布をみると、10cm以上の積雪となっているところがかなり広く、明日6日(火)にかけて残る積雪や路面凍結に要注意です。
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関東の広範囲で道路に積雪

南岸低気圧の通過に伴い、関東では広範囲で積雪となりました。気象庁によるアメダスの観測では、23時までに最大で、東京都心で8cm、横浜市で4cm、さいたまで8cm、千葉で3cmの積雪が観測されています。

ウェザーニュースでは、ウェザーニュースアプリのユーザーからの投稿をもとに独自解析の積雪深分布を作成しています。これをみると、東京は23区を含む都内の広範囲や、神奈川県東部、千葉県北西部などで15cm前後の積雪となっているところが多くなっています。一方で、都内でも東京湾に近い地域や関東東部などでは積雪がほとんど無いところもあり、知己による差も大きくなっていることがわかります。

東京を含む関東での大雪のピークはまもなく越えるとみられ、これ以降に積雪がさらに急増することはない見通しです。
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昨日4日(日)18時時点のウェザーニュース独自予報と比較すると、夕方までの積雪は予想よりも少なく推移したものの、夜になって一気に積雪が増加して、ほぼ予測通りになったことがわかります。

明日朝も雪の影響が大きい

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ピークを越えて雪が小康状態となった後も、気温は0〜1℃くらいで推移する予想で、積もった雪は明日の朝になってもほとんど溶けない見込みです。

ウェザーニュース独自の路面凍結予報では関東の大部分が積雪状態で、東京都内も沿岸の一部をのぞいて雪が残る予想となっています。踏み固められた部分が凍結し、滑りやすい状況になる見通しです。積雪が少ない房総半島や茨城県の一部でも、アイスバーンとなる可能性があるため油断ができません。

特に車の往来が少ない生活道路は雪が残りやすいので、車の運転はなるべく避けてください。徒歩の移動も普段より時間がかかり、自転車を使えない状況も考えられますので、余裕を持った行動が必要です。可能であればリモートワーク等を活用し、外出を最小限にするのがおすすめです。
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