アメリカ西海岸に「大気の川」　4日(日)からは大雨による洪水のおそれ

カリフォルニア州を中心に洪水の危険性

太平洋からアメリカ西海岸にかけて、「大気の川」が形成されて水蒸気が流れ込みやすくなっています。ハワイ周辺から西海岸にかけて水蒸気が運ばれてくることから、「パイナップル・エキスプレス」とも呼ばれるパターンです。

現地時間の1月31日(水)〜2月1日(木)にかけてカリフォルニア州やワシントン州などで雨が強まり、1日で70mm超の雨量を観測した所がありました。

一旦、雨は小康状態になったものの、新たな低気圧の接近に伴って4日(日)からは再び雨が強まる見込みです。前回よりも雨量が多くなるとみられ、多い所では150mmに達するとみられます。また、標高が1500mを超えるような山では大雪になる予想です。

カリフォルニア州を中心に大雨による洪水のおそれがあるとして、アメリカの気象当局は事前に情報を発信し、早めに警戒するよう呼びかけを行っています。
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