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月替わりのタイミングで太平洋側は雨
南と北の気温差が非常に大きい

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2024/01/28 18:00 ウェザーニュース

1月最終日の31日(水)から2月1日(木)にかけて日本の南の海上に前線が停滞する予想となっています。西日本、東日本を中心に雨の降る所が多くなる見込みです。

西から雨の範囲が広がる

来週31日(水)頃から冬の空気と春の空気の境目に形成される前線が、西日本、東日本の太平洋沿岸に伸びてきます。西日本は31日(水)から雨の降り出す所が多く、2月1日(木)には東海や関東など東日本でも雨になる見込みです。

上空の寒気はそれほど南下しないため、平野部で雪になることはなく、雨の予想となっています。

現時点で前線の位置や周辺の雨雲の発達状況の予測に不確実性があるものの、雨の強まる可能性があるため今後の情報に注意をしてください。
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春と真冬が日本列島に同居

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前線の南側には春の空気が流れ込む一方で、北海道付近は強い寒気に覆われ、南と北の気温差が大きくなります。

2月1日(木)の上空1500m付近の温度予想をみると、九州南部まで+9℃以上の暖気が北上する見込みです。北海道付近は道北を中心に−12〜15℃の寒気が流入し、夜にはさらに強い寒気が流れ込んでくる予想で、南北の温度差は25℃前後に達します。

1日(木)の最高気温は雨にも関わらず鹿児島市が20℃、高知市で19℃まで上昇。東京都心も14℃と雨の割には高めです。札幌市は−2℃で最高気温が0℃未満の真冬日の予想で、日本列島の真冬と春が同居することになります。それぞれの地域に合わせて、適切は服装選びをしましょう。
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