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東日本は激しい雨や落雷に注意 能登半島地震の被災地には大雨警報

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2024/01/21 07:21 ウェザーニュース

今日1月21日(日)は低気圧の影響で東日本や北日本で雨や雪が降っています。東日本の平地では雪の心配はないものの、土砂降りの雨や落雷、強風等に注意してください。

能登半島地震の被災地でも土砂災害の危険性が高まっているため大雨警報が発表されています。
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関東は午前中に強雨 平野部は雪の心配なし

東日本では低気圧が接近する午前中を中心に大気の状態が不安定となり、本降りの雨となる予想です。

紀伊半島周辺では昨夜から雨が強まっていて、三重県紀北町のアメダス紀伊長島では、1時間に40.5mmの激しい雨を観測しました。三重県内で総雨量が180mmを超えるなど、この時期としては雨量が多くなっています。
» 全国のアメダス観測値・ランキング

関東では千葉県や茨城県を中心に、一時的に土砂降りの雨となったり落雷を伴う可能性があります。雪の影響はないにしても、お出かけにはあいにくの天気です。
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能登半島地震の被災地でも本降りの雨

能登半島地震の被災地でも明け方から雨が強まってきました。輪島、珠洲、七尾などでは降り始めからの雨量が30mmを超えています。

地震により地盤が緩んでいて、普段よりも少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあるため注意してください。
» 令和6年能登半島地震 被災地支援のための天気サイト

降水量多く、山地では積雪増加

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一方で、関東西部や北部、甲信地方、東北地方のそれぞれ山地では雪になる所が多く、局地的には湿った雪が強く降る見込みです。山地では多いところで50cm前後の積雪となるおそれがあり、特に岩手県の北上高地など太平洋側は、冬型の気圧配置の時よりも雪が多く降る見込みです。

積雪によるスリップ事故や立ち往生による車両滞留、雪の重みでの倒木、着雪等による停電などに注意してください。
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