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低気圧が発達 全国的に気圧変化大きく頭痛などの天気痛・気象病に注意

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2024/01/15 09:47 ウェザーニュース

週の始まりとなる今日15日(月)は、発達した低気圧がオホーツク海を北東へ進んでいます。低気圧からのびる寒冷前線が日本列島を通過していることもあり、全国的に気圧の変動が大きくなる見込みです。

ウェザーニュース発表の天気痛予報では、北海道から中国四国にかけて「警戒」ランクの予想となっています。気圧変化などで頭痛や関節痛などの天気痛・気象病の症状が出やすい方はご注意ください。
>>天気痛予報 気圧変化·頭痛対策の参考に

低気圧発達と前線通過で気圧変動大

今日15日(月)は、オホーツク海にある発達した低気圧の影響で、北日本を中心に風が強まっています。寒冷前線が日本列島を通過中で、低気圧が北東へ進んだ後に日本列島は強い西高東低の気圧配置となるため、明日16日(火)にかけて日本付近の気圧が大きく変動します。

低気圧が北海道付近にある間は気圧が低いものの、低気圧が遠ざかるとともに気圧が上昇へと転じます。

この影響で、個人差はあるものの頭痛や関節痛などの天気痛の症状が出る可能性があります。
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天気痛予報を参考に事前の対策を

ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、低気圧や寒気などの影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

ウェザーニュースの天気痛予報の中では、天気痛が発症するリスクを6日先まで、“警戒”“注意”“やや注意”“安心”の4ランクで表示しています。また、今日明日については3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができます。

ご自身の体調変化などのパターンと照らし合わせて、ぜひとも天気痛の発症する前に予防薬やマッサージなどで対策をしてみてください。

リンク 天気痛予報