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能登など北陸の雨は雪へ 明日にかけて大雪や吹雪に警戒

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2024/01/15 08:08 ウェザーニュース

今日15日(月)朝は、能登半島地震の被災地周辺では冷たい雨や雪となっています。この後、日本付近は冬型の気圧配置となり上空の寒気が南下するため、今は雨のところでも雪へと変わる予想です。

また、明日にかけては風も強く吹くため、大雪に加えて吹雪にも警戒が必要です。
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明日にかけて大雪や吹雪 体温低下にも注意を

能登半島では昨夜遅くから本降りの雨となり、輪島市では今朝7時までに35.0mmのまとまった雨となりました。朝は雨が小康状態となっていますが、このあと昼頃までには雪が降り出す予想です。また、新潟県内や富山県内などでも今はみぞれや雨のところでも雪に変わっていくとみられます。

明日にかけては上空の強い寒気が南下するため気温が下がり、しっかりとした雪になります。内陸部を中心に局地的には雪が強く降って、短時間に積雪が増加する見通しです。風も強まるため、吹雪による視界不良にも警戒してください。

明日の夜にかけて北陸山沿いの多いところでは50cm前後の新たな積雪が予想され、地震被害の大きかった石川県能登地方でも最大で10cm前後の雪が積もる予想です。

積もった雪の重みによる新たな家屋の倒壊や、山沿いでは雪崩の危険が高まります。風も強く吹くため、補強しているビニルシートなどが飛ばされてしまうおそれがあります。比較的天気の落ち着いている午前中のうちに、自宅周辺などを再度確認できるとよさそうです。

また、気温低下と強風により体感温度も下がります。低体温症に注意し、服を重ね着するなどできる限り暖かくして過ごすようにしてください。
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