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15日(月)〜16日(火)は冬型強まる
北日本は猛吹雪となるおそれ

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2024/01/12 18:01 ウェザーニュース

来週15日(月)は低気圧が北海道付近で猛発達する見込みです。16日(火)にかけて冬型の気圧配置が強まり、日本海側の広い範囲で大雪や吹雪となる可能性があります。

低気圧が北海道付近で急速に発達

14日(日)に日本海を進む低気圧は、15日(月)にかけて急速に発達しながら北海道付近を通過する予想となっています。西からは高気圧が張り出して、次第に冬型の気圧配置が強まる見込みです。

北日本は等圧線の間隔が非常に混み合って、瞬間的には25m/sを超えるような風が吹き荒れる可能性があります。これだけの強い風に雪が加わることで猛吹雪となり、ホワイトアウトが発生するおそれがありますので、警戒が必要です。
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強い寒気が南下 山沿いで雪が多い

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冬型の気圧配置は16日(火)も続くとみられます。

寒気のピークは15日(月)の夜から16日(火)の朝にかけてで、平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が関東の南から四国付近まで南下、さらに強い−12℃以下の寒気は北陸付近まで南下する見込みです。

現時点で日本海では風の収束(異なる方向の風が集まると雲が発達しやすい)があまり明瞭ではなく、日本海側の広範囲に雪雲がかかる予想となっています。いわゆる「山雪型」と呼ばれるパターンで、山沿いを中心に積雪が増加する見通しです。

平野部も雪が降らないわけではなく、風が強まるため吹雪になる可能性があります。寒気が強いため西日本の日本海側でも雪の所が増えるため、対策は欠かせません。
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