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南北2000km以上の雲の帯がアメリカ東海岸を通過 洪水のおそれ

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2024/01/10 09:44 ウェザーニュース

アメリカ大陸を冬の嵐が通過しています。低気圧の東側には南北2000kmにわたって伸びる雲の帯が形成されて、ニューヨーク付近にも活発な雨雲がかかってきました。東海岸の広い範囲で洪水への注意、警戒が必要です。

ニューヨークにも洪水注意報

低気圧がアメリカ大陸を発達しながら横断していて、日本時間の10日(水)には五大湖付近に進んできました。

低気圧の東側には前線が南北に伸び、その雨雲は2000km以上と、日本列島よりも長いほどです。北はニューイングランドから南はフロリダまで広範囲に雨を降らせていて、局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨を降らせています。

ニューヨーク付近も活発な雨雲が通過中で、洪水注意報が発表されています。日本時間の午後にかけて激しい雨による洪水や強風の影響があるとして、アメリカの気象当局は広範囲に注意報や警報を発表し、注意・警戒を呼びかけています。
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