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明日は広い範囲で雨や雪に 北陸など日本海側では強く降る所も

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2024/01/09 16:55 ウェザーニュース

明日1月10日(水)は日本の南北を挟むように、日本海と太平洋を2つの低気圧が東進します。

このため広い範囲で雨や雪となり、北陸など日本海側では雷を伴って強く降るおそれがあり注意が必要です。
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地震の被災地も強雨のおそれ

朝鮮半島付近から進んでくる日本海の低気圧は前線状の雨雲の帯を伴っていて、東北から九州にかけての日本海側に雨や雪を降らせます。大気の状態が不安定となるため、一時的な雨や雪の強まりに加えて、落雷や突風、降雹にも注意が必要です。

能登半島地震で甚大な被害を被った石川県能登エリアでは強雨に伴う土砂災害の発生に警戒が必要です

また、北海道の上空には寒気が流れ込みます。このため日本海側では雪の降る所が多く、局地的には1時間に5cmを超えるような強い雪となる可能性があります。短時間での積雪の急増や、吹雪による視界不良、雪崩などにお気をつけください。
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太平洋側も雨具の用意を

九州から関東にかけての太平洋側は本州の南岸を東に進む低気圧の影響を受けます。

瀬戸内や近畿は雨の降る所が多く、傘が手放せない一日となりそうです。

九州南部や四国の太平洋側もにわか雨の心配があります。

また、東海や関東甲信でも午後は雨の降る所がある見込みです。帰り道のために折りたたみ傘があると安心です。

伊豆半島や関東西部などの山ではみぞれや雪になる可能性があります。大雪となる可能性は低いものの、峠道を走る場合は念のため冬タイヤを装着しておくと安心です。

また、太平洋側の沿岸部は風も強くなるため、横殴りの雨にも注意が必要です。
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