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週間天気
木曜日は広く天気回復 金曜日から日本海側は再び雪や雨

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2024/01/09 15:00 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■
・被災地能登は積雪や土砂災害に注意を
・日本海側は雪や雨が多い
・週明けは強い寒気が南下
・冬らしい寒さ続く 氷点下の冷え込みも

この先一週間は日本海側の地域は雪や雨の降る日が多くなります。太平洋側は、明日10日(水)頃は天気の崩れる可能性があるものの、その後は晴れる日が続きます。
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被災地能登は積雪や土砂災害に注意を

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令和6年能登半島地震の被災地では短い周期で天気が変化し、雪や雨の降る日が多くなる予想です。

地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあります。また、雪が降ると損傷した建物が積雪の重みで倒壊したり、救助活動・物資輸送への支障などが懸念されます。避難生活をされている方は低体温症や一酸化炭素中毒等に注意してください。
» 令和6年能登半島地震 被災地支援のための天気サイト

日本海側は雪や雨が多い

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明日10日(水)は広く雨や雪となり、関東の沿岸部でも11日(木)朝に雨の降る可能性があります。その後、一旦天気は回復するものの、12日(金)には低気圧が北日本を通過し、13日(土)には北日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置となります。

北日本や北陸など日本海側を中心に広く雪や雨が降り、特に北陸以北では内陸を中心に積雪の増加のおそれがあります。風も強まるため、吹雪による視界不良にも注意が必要です。

今週末は大学入学共通テストがありますので、特に北日本の受験生のみなさんは時間に余裕を持った出発が安心です。

一方、太平洋側は週後半は晴れる日が多くなる予想です。
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週明けは強い寒気が南下

14日(日)は次の低気圧が北日本を通過し、週明けには再び西高東低の冬型の気圧配置となります。

北海道から山陰にかけての日本海側を中心に雪や雨が降る予想で、短時間強雪や暴風となるおそれもあります。

週明けは、13日(土)と比べて強い寒気が流れ込むため、北日本から北陸の日本海側を中心に強雪や大雪に警戒が必要です。

寒気が強いため、太平洋側でも雨雲や雪雲が流れ込む可能性があります。
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冬らしい寒さ続く 氷点下の冷え込みも

冬型が長続きしないため極端な寒波はありませんが、平年のこの時期らしい気温となる予想です。冬らしい寒さが続きますので体調を崩さないようお気をつけください。関東では11日(木)は昼間でも10℃に届かず、冷たい北風も吹き、いっそう寒く感じられそうです。

晴れる日の朝には冷え込みが強まり、都市部でも最低気温が0℃未満の冬日になる可能性があります。
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