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大晦日は低気圧や前線が通過
広範囲で雨や風が強まるおそれ

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2023/12/27 17:30 ウェザーニュース

大晦日の31日(日)は日本列島の広い範囲で天気が崩れ、雨や風が強まり荒れた天気となる可能性があります。

積雪エリアは融雪にも注意を

31日(日)は日本海と本州の南海上を低気圧と前線が通過して広い範囲で雨が降ります。

低気圧の接近に伴って平地で雪を降らせる強さの寒気は北海道付近まで北上するため、西日本や東日本、東北にかけては広い範囲で雨になります。

一方、南からこの時期としては暖かく湿った空気が流れ込むため、低気圧や前線の周辺で雲が活発になる見込みです。局地的な強雨や雷雨、加えて強風による横殴りの雨にも注意が必要です。

また、東北や北陸で積雪が残るエリアではぬかるむ路面や屋根からの落雪、融雪に伴う河川の増水や雪崩の発生にも注意が必要です。

年末は旅行や帰省など往来が増える時期ですが、荒天の可能性もあるため、移動を予定している場合はこまめに最新の予報を確認するようにしてください。
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元日は一時的な冬型に

2024年元日の1月1日(月)は一時的に冬型の気圧配置が強まります。

強い寒気の南下はありませんが、全国的に風が強く吹く見込みです。

北日本の日本海側では雪が降り吹雪となる心配もあるため、初詣などの際は最新の気象情報をご確認ください。
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