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北陸周辺は雷雨や霰(あられ)注意 北海道も局地的に雪が強まるおそれ

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2023/12/20 07:35 ウェザーニュース

今日20日(水)は日本海側で雨や雪の降るところが多く、活発な雲が流れ込みやすい北陸を中心に雷雨や霰(あられ)に注意が必要です。

北海道では日本海沿岸を小さな低気圧がゆっくりと南下してくるため、日本海側では断続的に雪が降り、強まるところがあります。
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雨雲が発達 北陸は内陸部でも雨に

日本海にはシアーライン(風の流れが変化する境界線)が見られ、その周辺では雲が発達しやすくなっています。今日はこの雲が流れ込みやすい北陸を中心に雨が降る見込みです。

上空の寒気はいったん北に後退しているため、北陸では平野部だけでなく内陸部でも雪ではなく雨のところが多くなります。ここ数日で積雪が増えた地域でも雨になるため、路面状況の悪化に注意をしてください。

また、局地的に雨雲が発達し、雷や突風、霰(あられ)などを伴うおそれがあるため注意が必要です。
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北海道では局地的に雪が強まるところも

北海道のすぐ近くには小さな低気圧が発生して、ゆっくりと日本海沿岸を南へ進む予想です。雪雲のかかる範囲はそれほど広くはないものの、同じようなところに発達した雪雲が流れ込み続けて、積雪が短時間で急増するおそれがあります。

また、低気圧の周辺では局地的に風も強まりやすく、吹雪による視界不良にも注意が必要です。

この低気圧の動きは遅く、影響が長引く可能性があります。雪の弱まるタイミングで雪かきを進めるようにしてください。
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