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明後日から再び強い寒気が南下
西日本も広範囲で積雪のおそれ

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2023/12/19 16:13 ウェザーニュース

明後日21日(木)からは再び冬型の気圧配置が強まります。上空の寒気が大きく南下するため西日本でも雪の降る所が多く、市街地での積雪に注意が必要です。北陸などは局地的な大雪のおそれがあります。

強い寒気が九州や中国地方に流れ込む

明日の夜以降、上空の寒気が次第に南下して、明後日には日本列島の大部分が強い寒気に覆われます。

平地で雪の降る目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は九州南部まで南下し、さらに強い−12℃以下の寒気が九州北部から中国地方まで流れ込む予想です。

先日17日(日)の寒気よりもやや強く、西日本の日本海側や東シナ海側にかけての広い範囲で雪になるとみられます。

北陸付近はJPCZの影響で大雪警戒

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日本海にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成されて、雪雲が発達するとみられます。

活発な雪雲は北陸方面にかかる予想で、この雲の周辺では断続的に強い雪が降る見込みです。山沿いを中心に21日(木)だけで50cmを超えるような新たな雪が積もり、内陸部でも積雪の増加が30〜50cmに達する可能性があります。22日(金)も雪が続いて、さらに積雪が増加するため、立ち往生による車両滞留や除雪時の落雪事故などに警戒をしてください。

また、北海道付近には小さな低気圧が発生し、この周辺でも雪が強まります。北陸と同様に積雪の急増に警戒が必要です。
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