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今日も日本海側で大雪警戒 雪雲発達し積雪急増のおそれ

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2023/12/18 07:39 ウェザーニュース

昨日17日(日)から冬型の気圧配置が強まり、山陰や北陸、北日本の日本海側の各地で雪が降っています。特に北海道から北陸にかけては大雪となり、今朝にかけて積雪が一気に増えたところがある状況です。また、北日本の沿岸部を中心に風の強い状況が続き、吹雪となって視界の悪くなっているところがあります。

だんたんと寒気のピークは越えるものの、今日18日(月)も北陸や東北日本海側、北海道を中心に荒天が続くため、大雪や猛吹雪に警戒が必要です。
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一晩で50cmの大雪に

昨夜から今朝にかけても日本海側を中心に雪が降り続き、大雪となっています。北陸から山陰の沿岸部では一部で雨やみぞれとなっているところがあるものの、内陸部や北日本では雪となり、発達した雪雲の下では雪の強まっているところがあります。

今朝7時までの1時間に北海道沼田町にある石狩沼田では8cmと強い雪の降り方となっています。また、留萌地方には昨夜から発達した雪雲がかかり続け、7時までの12時間で50cmも積雪が増加。12月としてはこれまでの記録を塗り替える大雪となっています。

また、沿岸部を中心に風も強まっていて、吹雪により見通しの悪くなっているところがあります。
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北日本や北陸はさらに積雪増加

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明日朝にかけての積雪増加予想
明日にかけては寒気のピークはだんだんと越えていくものの、北日本日本海側を中心に雪の降りやすい状況は続きます。特に北日本各地や北陸の内陸部、山沿いなどで大雪が予想されます。

明日19日(火)朝までに新たに積もる雪の量は、山沿いなどで30cmを超える可能性があり、発達した雪雲がかかると短時間で急激に積雪が増加することも考えられます。急な積雪増加により車が立ち往生して動けなくなる危険性が出てきます。峠道などを走行する場合は冬用タイヤの装着に加え、チェーンを準備するなどスタックしないような備えが必要です。

また、引き続き沿岸部では瞬間的に30m/s前後の暴風となるおそれがあるため、吹雪による視界悪化・ホワイトアウトにも警戒してください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)ゆきほたるさん