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来週中頃に二つ玉低気圧が通過 その後は再び強い冬型に

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2023/12/16 18:01 ウェザーニュース

来週19日(火)〜20日(水)は二つ玉低気圧が通過し、太平洋側でも雨や雪の降る所があります。低気圧が通過した後は再び冬型が強まって、日本海側で大雪となる見込みです。

太平洋側は山沿い、山間部で雪に

19日(火)に東シナ海で低気圧が発生し、20日(水)にかけて本州の南海上を東北東に進む予想となっています。また、日本海にも別の低気圧が発生する見込みです。2つの低気圧が日本付近を通過する、いわゆる「二つ玉低気圧」のパターンで、日本海側だけでなく太平洋側でも天気の崩れる所が多くなります。

19日(火)は西日本の太平洋側で雨が降り、山間部では雪に変わる所がある見通しです。20日(水)はあまり降水範囲が北に広がらず、東海から関東の太平洋沿岸で雨が降る予想となっています。雪に変わるのは箱根周辺などに限られそうです。

日本海の低気圧の影響は北陸から東北が中心で、北陸では雪ではなく雨の所が多くなります。明日から明後日18日(月)に雪が積もった後、雨になると路面状況が悪化するため注意が必要です。

21日(木)からは再度の大雪に警戒

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21日(木)になると低気圧が日本の東に抜けて発達し、再び冬型の気圧配置が強まります。平地で雪になる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気は西日本から東日本の太平洋沿岸まで南下する予想です。

明日17日(日)〜18日(月)に大雪が予想されるエリアで、再度の大雪となります。

北海道から山陰にかけての日本海側で雪になり、九州や四国にも雪雲が拡大するとみられます。日本海側は大雪となって積雪が急増する予想です。明日から明後日の雪の後に、さらに積雪が増えるため、交通障害や山間部の雪崩などに警戒をしてください。

九州、四国など西日本では日本海側以外でも雪になって、積雪の可能性がありますので、十分な注意が必要です。
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