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関東で最も遅い夏日を観測
明日からは全国で真冬の寒さに

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2023/12/16 14:23 ウェザーニュース

今日16日(土)は関東を中心に暖かな空気に覆われ、一部では最高気温が25℃以上の夏日になりました。一方で、西日本はすでに寒気が入りはじめていて、明日17日(日)は全国的に真冬の寒さになる見込みです。

関東南部は上着要らずの陽気

昨日、九州などに記録的な高温をもたらした暖かな空気は、東に移動して関東上空を覆っています。日差しが届いたことで関東南部を中心に気温が上昇し、一部では最高気温が25℃以上の夏日になりました。

14時00分までの最高気温は千葉県横芝光町で26.2℃、神奈川県小田原市では26.0℃と夏日を観測しています。関東(島嶼部をのぞく)で12月中旬以降に夏日となるのは初めてで、最も遅い記録を更新しました。

一方で、西日本は寒気が流れ込みはじめたため昨日ほど気温は上がっていません。福岡市の最高気温は深夜に観測した15.6℃で、日中は10℃前後で経過しています。

明日は真冬の寒さで風が冷たい

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明日17日(日)は強い寒気が日本列島の大部分を覆うため、全国的に真冬の寒さとなります。

西日本の各地は最高気温が軒並み一桁で、福岡市は7℃、大阪市や名古屋市も9℃までしか上がりません。北陸や北日本の最高気温は深夜から未明に予想される気温で、昼間は最低気温の数字に近くなる見込みです。

関東はほかの地域に比べると寒気の影響が小さいものの、それでも最高気温は今日よりも大幅に下がって、東京都心は14℃となっています。

各地とも風が強く吹いて体感温度はさらに低くなりますので、外出をする場合は真冬の防寒具が必須です。
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