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明後日3日(日)は寒気を伴った低気圧が通過
東北、北陸は雷雨や雹に注意

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2023/12/01 17:32 ウェザーニュース

明日2日(土)は冬型の気圧配置が次第に弱まります。それも束の間、3日(日)は寒気を伴った低気圧が日本海を進む影響で、東北や北陸を中心に荒れた天気となる見込みです。

大気の状態が非常に不安定

明日2日(土)の夜に日本海で低気圧が発生し、3日(日)の朝には東北に近づいてきます。天気図上では小さな低気圧ですが、荒れた天気をもたらすため油断ができません。

荒天となる要因は、この低気圧が上空5500m付近には−36℃以下の強い寒気を伴っていることです。低気圧の周辺では大気の状態が非常に不安定になり、雲が発達しやすくなります。低気圧に近い東北や北陸に加え、南西方向には寒冷前線の性質を持った雲の帯が伸びるため、近畿北部から山陰にかけても天気が崩れる見込みです。

活発な雲が通過するタイミングでは局地的に強い雨が降り、雷や雹(ひょう)、突風などを伴うおそれがあります。低気圧の動きがそれほど早くないため、東北、北陸では一日を通して荒天となる所がありますので、十分な注意が必要です。
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