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今日は広範囲で風が強まる 日本海側では落雷や雹(ひょう)などに注意

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2023/11/28 07:40 ウェザーニュース

今日28日(火)は前線を伴った低気圧が北海道の北を通過するため、北日本や日本海側では雨や雪の降るところが多くなります。大気の状態が不安定になるため、雷や突風、雹(ひょう)などに注意が必要です。

低気圧が発達するため広い範囲で風が強まり、荒れた天気となるおそれがあります。
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雷や突風、霰(あられ)などに注意

前線を伴った低気圧が発達しながら北海道の北を通過します。低気圧からのびる前線がかかり始めている北日本や日本海側では雨が降り始めています。

7時までの1時間に山形県酒田市のアメダス酒田大沢では8.0mm、福井県南越前町のアメダス今庄では7.5mmを観測するなど、傘が必要なしっかりとした降り方となっているところがあります。

今日はこのあと、北海道から東北、北陸を中心に雨や雪の降るところが多くなります。大気の状態が不安定になるため、活発な雲が通過するタイミングでは雨や雪が強まるところがあります。雷や突風、雹(ひょう)などにも注意が必要です。

山陰や九州北部では夕方には雨の止むところが多くなる見込みです。
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北日本に加えて、西日本から関東でも風が強い

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また、低気圧が発達しながら進むため、北日本や日本海側を中心に風が強まっています。7時30分までに秋田県や山形県には暴風警報が発表されました。

このあとは北日本や日本海側だけでなく、東日本や西日本を含む全国の広い範囲で風が強まる見込みです。関東や北日本の太平洋側では南寄りの風、西日本や北陸、北日本の日本海側では西寄りの風となり、瞬間的には20〜30m/sの強い風が吹き荒れる予想です。

風によって交通機関に影響が出たり、飛来物などの危険がありますので、注意をしてください。
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今夜から30日(木)にかけて大雪のおそれ

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低気圧が東に離れた後は、冬型の気圧配置が強まります。

北海道では今夜以降は雪に変わるところが多く、明日29日(水)の朝には平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で−6℃以下の寒気が東北まで南下して、北日本の日本海側では雪のところが多くなる見込みです。北海道は−12℃以下のさらに強い寒気に覆われるため、雪の強まるところがあります。

30日(木)にかけても寒気が居座り、強い冬型の気圧配置が続くため、雪が断続的に降り続きます。山沿いを中心に大雪となり、30日(木)の夜にかけては多いところで50cmを超える新たな雪が積もるおそれがあります。積雪の急増や吹雪による視界不良などに警戒が必要です。
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