金曜日は全国的に荒天その後週末は西日本に強い寒気が南下

全国的に雨や風が強まる

17日(金)は前線を伴った低気圧が日本海と太平洋側を発達しながら進み、全国の広い範囲で雨になります。

南からは暖かく湿った空気が流れ込むため低気圧や前線の周辺では雨雲が発達し、局地的に急な激しい雨や落雷、突風に注意が必要です。

また、低気圧が急速に発達することで風も強まり、全国的に荒れた天気となるおそれがあります。日本海側では広く暴風に警戒が必要で、関東でも低気圧に向かって吹く南風が非常に強くなる可能性があります。

交通機関に影響が出ることも考えられるため、移動を予定している方はこまめに最新情報をご確認ください。

西日本山間部で積雪のおそれ

低気圧や前線が通過した後、18日(土)は冬型の気圧配置になり、西寄りの風が強く吹く見込みです。北日本や北陸を中心に19日(日)にかけて荒天が続き、暴風や高波に警戒が必要です。

また、上空には再び寒気が南下。特に西日本には先週末よりさらに強い寒気が流れ込む見込みです。

週末は西日本や北陸の山間部で雪の降る所があり、峠道では積雪のおそれがあります。平野部でも大気の状態が不安定となり、落雷や突風、降雹に注意が必要です。西日本も早めに冬の備えを進めてください。

一方、北日本では先週末ほどの寒気とはならない予想で、雪になるのは北海道の内陸部や東北、北陸の山間部が中心。山間部では再び雪が強まるおそれがあり、吹雪や路面悪化に注意が必要です。札幌市などは降水があっても雪が混じる程度になるとみられます。
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