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週後半に低気圧が発達しながら通過
全国の広い範囲で雨風が強まる

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2023/11/12 18:03 ウェザーニュース

週後半は低気圧が発達しながら日本海を進み、前線が日本列島を通過する予想となっています。全国の広い範囲で雨や風が強まる可能性があるため注意が必要です。

短時間の強雨や突風などに注意

16日(木)の夜には低気圧や前線が西日本に近づいて天気が崩れてきます。17日(金)は低気圧が発達しながら日本海を進んで、中心から伸びる前線が日本列島を通過していく見込みです。

南からは暖かく湿った空気、北からは寒気が流れ込むことで低気圧、前線の周辺では雨雲が発達し、通過するタイミングでは強い雨を降らせます。また、低気圧が発達するため風も強まり、全国的に荒れた天気になる見通しです。

現時点で予想される雨や風のピークのタイミングは、西日本が16日(木)夜〜17日(金)の午前、東日本・北日本は17日(金)の午後になるとみられます。ピークのタイミングは多少、前後することがありますので、移動などを予定している場合は最新の情報をご確認ください。

18日(土)は冬型の気圧配置に

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低気圧や前線が通過した後、18日(土)は冬型の気圧配置になります。上空の寒気は昨日11日(土)から流れ込んでいるものに比べると少し弱く、上空1500m付近で−6℃以下の平地で雪を降らせる目安の寒気は、北海道付近までしか南下しない予想です。

雪になるのは北海道の内陸部や東北、北陸の山間部が中心で、札幌市などは降水があっても雪が混じる程度になるとみられます。

ただ、低気圧がオホーツク海で発達するため等圧線の間隔は非常に狭く、西寄りの風が強く吹く見込みです。北日本を中心に19日(日)にかけて荒天が続き、交通機関に影響が出ることが考えられますので注意が必要です。
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