24時間で30hPa以上、中心気圧は低下か
低気圧「Ciarán」は日本時間の11月1日(水)朝の時点で大西洋北部を東進しています。
低気圧の北西側には上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気が南下している一方で、南からは暖かな空気が流れ込むことで発達し、今朝の時点では中心気圧が990hPa程度まで低下してきました。
今後24時間でさらに30hPa以上、中心気圧は低下すると予想され、いわゆる「爆弾低気圧」と言われるような急発達です。
日本時間の2日(木)朝にはにイギリスやフランスに近づく見込みで、特に低気圧の中心の南側は等圧線が非常に混み合って、西寄りの風が強まるとみられます。
低気圧の北西側には上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気が南下している一方で、南からは暖かな空気が流れ込むことで発達し、今朝の時点では中心気圧が990hPa程度まで低下してきました。
今後24時間でさらに30hPa以上、中心気圧は低下すると予想され、いわゆる「爆弾低気圧」と言われるような急発達です。
日本時間の2日(木)朝にはにイギリスやフランスに近づく見込みで、特に低気圧の中心の南側は等圧線が非常に混み合って、西寄りの風が強まるとみられます。
フランス大西洋沿岸では8m超の高波も
日本時間2日(木)朝の風の予想では、低気圧の中心近くに平均風速で30m/s以上の紫色の領域がみられます。フランスの大西洋沿岸や英仏海峡などでは瞬間的に40〜50m/sの暴風となる見込みです。
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強風域は大西洋に大きく広がっていて、吹走距離(一定の風速・風向を持った風の吹く風域の長さ)が長いため、フランスの大西洋沿岸では顕著な高波が予想されます。フランスの気象当局は波の高さが最大で8〜10mに達し、高波や高潮による沿岸部の浸水の可能性があるとしています。
イギリスやフランスの気象当局は災害発生のおそれがあるとして、警戒を強めています。
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強風域は大西洋に大きく広がっていて、吹走距離(一定の風速・風向を持った風の吹く風域の長さ)が長いため、フランスの大西洋沿岸では顕著な高波が予想されます。フランスの気象当局は波の高さが最大で8〜10mに達し、高波や高潮による沿岸部の浸水の可能性があるとしています。
イギリスやフランスの気象当局は災害発生のおそれがあるとして、警戒を強めています。
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