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台風14号は非常に強い勢力で沖縄の南を通過中 高波などに警戒

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2023/10/04 10:09 ウェザーニュース

4日(水)9時現在、大型で強い勢力の台風14号(コイヌ)は沖縄の南の海上を西北西に進んでいます。

先島諸島を中心に風速15m/s以上の強風域に入っていて、10時までの最大瞬間風速は与那国空港で22.1m/s、石垣空港で18.0m/sを観測しました。

活発な雨雲は台風の中心に近くに集中していて、先島では時々雨雲が通過する程度です。

▼台風14号 10月4日(水)9時
 中心位置   沖縄の南
 大きさ階級  大型
 強さ階級   非常に強い
 移動     西北西 10 km/h
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   45 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s
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海上は大しけが続く

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波の予想 4日(水)18時
今回の台風は波の影響が最も大きいとみられます。先島諸島の近海では今日いっぱい、波の高さが6m以上の大しけとなる見込みで、10時00分の時点で宮古島地方、石垣島地方、与那国島地方に波浪警報が発表中です。

台風の中心から離れている沖縄本島近海でも3~4mと波が高くなるため油断ができません。台風が遠ざかる5日(木)以降も波の高い状態が続きますので、海上や海岸では警戒が必要です。

また、今日いっぱいは先島諸島全域、明日は与那国島地方を中心に風の強い状態が続きますので、注意をしてください。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風14号の名前「コイヌ(Koinu)」は日本が提案した名称で、星座の「こいぬ座」・子犬が命名の由来となっています。
» 関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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