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高知県で非常に激しい雨 線状降水帯発生の可能性も

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2023/08/17 10:01 ウェザーニュース

今日17日(木)は南西諸島付近の低気圧の影響で暖かく湿った空気が南西から流れ込み、西日本太平洋側を中心に断続的に雨が降っています。特に、高知県で非常に激しい雨となっています。道路冠水や河川増水、土砂災害の発生に警戒が必要です。
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高知県で24時間の積算雨量が200mm超

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高知県須崎市より
太平洋から発達した雨雲が流れ込む高知県では、昨夜から断続的に強い雨が降っています。高知県佐賀では8時までの1時間に52mmの非常に激しい雨を観測。また繁藤では9時までの24時間雨量が229mm
に到達しました。

午後も強弱を繰り返して雨が続き、積算の雨量はさらに増える見込みです。土佐湾付近には帯状の発達した雨雲のエコーがあり、このエコーが陸上に流れ込むと「線状降水帯」として解析される可能性があります。局地的に1時間に80mmを超えるような猛烈な雨となる恐れがあるので厳重な警戒が必要です。
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土砂災害の発生に要警戒

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台風7号により大雨に見舞われたエリアではまだ土の中に大量の水分が含まれています。少しの雨でも土砂災害の発生に警戒してください。自治体からの避難情報にも留意の上、必要に応じて速やかに避難できるように準備をしておいてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
B-DASH さん