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神戸で最大瞬間風速35m/sを観測
広範囲で停電が発生

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2023/08/15 09:31 ウェザーニュース

台風7号は暴風域を伴ったまま和歌山県に上陸し、近畿地方を通過中です。沿岸部を中心に瞬間的に30m/sを超える風が吹き荒れ、停電のエリアが広がっています。午後にかけても警戒をしてください。

午後は日本海側でさらに風が強まる

台風が紀伊半島を進んでいることで、伊勢湾から関西エリアを通って大阪湾にかけて風の通り道となっており、瞬間的には30m/sを超える暴風となっています。9時00分までの最大瞬間風速は神戸市で35.7m/s、和歌山市で32.0m/s、津市で30.6m/s、大阪市で28.2m/sを観測しました。

近畿や東海、中国、四国など広い範囲に暴風警報が発表されています。

台風の北上に伴って、午後にかけては日本海側でさらに風が強まる見込みです。関西エリアも吹き返しの南西の風が強く吹きますので今日いっぱいは警戒をしてください。
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停電エリアが拡大のおそれ

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停電リスク予測
暴風などの影響で近畿や東海を中心に停電のエリアが広がってきました。

ウェザーニュース停電リスク予測では、台風が通過する大阪湾沿岸に加え、伊勢湾沿岸や近畿北部から山陰の日本海沿岸で停電のリスクが高くなっています。ウェザーニュース独自の停電リスク予測は、過去の台風接近時にウェザーニュースアプリの利用者から寄せられた停電報告と風速データとの分析結果をもとに算出したものです。

今後、停電のエリアが拡大したり、すでに停電している所は影響が長引く可能性があります。風が強く窓が開けられないため、室内が蒸し暑くなりますので、体調管理にも十分注意をしてください。
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