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台風6号 沖縄本島や奄美は今日も荒天
西日本も週中頃にかけて大雨災害のおそれ

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2023/08/06 07:32 ウェザーニュース

8月6日(日)6時現在、台風6号(カーヌン)は奄美地方・徳之島付近にあって、東にゆっくり進んでいるとみられます。沖縄本島や奄美大島などが暴風域に入っている状況です。

7日(月)頃から北寄りに進路を変えて、9日(水)にかけて九州を中心とした西日本に接近、上陸するおそれがあります。

▼台風6号 8月6日(日)7時推定
 中心位置   徳之島付近
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     東 ゆっくり
 中心気圧   970 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 40 m/s
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活発な雨雲が長時間かかる

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6日(日)7時00分の雨雲の様子
沖縄本島地方は台風の南側に伸びる活発な雨雲がかかり続けたため、6日(日)7時00分までの24時間で渡嘉敷で209.5mm、名護で234.5mm、那覇市でも156.0mmの雨が降りました。沖縄気象台は、沖縄本島北部で線状降水帯(台風6号を取り巻くスパイラルバンド)による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、今日6日(日)5時30分に「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

台風の動きが遅いため沖縄本島地方や奄美地方では今日6日(日)も雨が強まる予想です。土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒をしてください。

また、広い暴風域を伴っていて、瞬間的に30m/sを超える風が吹き荒れています。暴風や高波・高潮にも引き続き警戒が必要です。
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西日本は大雨災害の危険性が高い

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8日(火)夜までの予想積算雨量
西日本の太平洋側は台風の前面を吹く、南寄りの湿った風の影響を受けるため、接近前の今日6日(日)から雨が強まる見込みです。8日(火)から9日(水)にかけて台風が接近、上陸する予想となっており、雨量が非常に多くなることが想定されます。

ウェザーニュース独自の予測では8日(火)夜までの雨量が九州や紀伊半島の一部で300mmを超える可能性が高く、台風の通過によって総雨量はさらに増加すると予想しています。大雨による災害の危険性がありますので、早めの警戒が必要です。暴風や高波、高潮にも備えてください。

台風からは遠い東海や関東でも、湿った空気の流入によって大雨となるおそれがあり油断ができません。
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台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風6号の名前「カーヌン(Khanun)」はタイが提案した名称で、タイの果物の名前(パラミツ、ジャックフルーツ)からとられています。
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