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梅雨が明けても夏空安定せず
来週前半は雷雨に要注意

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2023/07/20 18:11 ウェザーニュース

今日20日(木)、中国・近畿・東海で梅雨明けが発表されました。今後は梅雨前線が弱まるとみられものの、湿った空気が流れ込みやすく、なかなか夏空は安定しない見通しです。

気圧配置は梅雨明けを示唆

この先1週間の天気図をみると、週末以降は梅雨前線は活動を弱め、夏の太平洋高気圧が日本付近を覆う予想となっています。

梅雨明けのエリアが拡大するかどうかのポイントが、24日(月)から25日(火)にかけての前線の南下です。関東や北陸などはこのタイミングの天気の崩れによって、梅雨明けの判断が変わってきます。

また、高気圧の周囲を吹く湿った空気の影響もあるため、すでに梅雨明けが発表された中国地方や近畿、東海なども安定した夏空は続きません。来週前半は局地的な雷雨に注意が必要です。

安定した夏空は続きにくい予報

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10日間予報
ウェザーニュース発表の10日間予報では、東京は明日21日(金)と26日(水)をのぞくと晴れの予報が多くなっています。早ければ22日(土)、遅くても27日(木)には梅雨明けの見通しです。

金沢は25日(火)~27日(木)に曇りの予報。この天気の崩れ次第です。福岡は湿った空気の流れ込みやすい状況が続くため、なかなかすっきりと晴れません。現時点では27日(木)頃まで梅雨明けが難しいとみられます。

すでに梅雨明けが発表された近畿も25日(火)~26日(水)は大気の状態が不安定で、雷雨の可能性があります。中国や東海も含め、天気の急変に注意が必要です。
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