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梅雨前線の影響で日本海側は大雨警戒
総雨量が300mmを超えるおそれ

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2023/07/08 07:30 ウェザーニュース

梅雨前線は10日(月)にかけて、日本海に停滞する予想となっています。活動が活発になるため九州北部から北陸にかけての日本海側で雨の強まる所があり、大雨災害への警戒が必要です。

梅雨前線が日本海まで北上

今日は梅雨前線が日本海まで北上します。今朝は九州から北陸の日本海側を中心に雨が降っており、島根県松江市の鹿島では6時40分までの1時間に36.5mmの激しい雨を観測しました。

午前のうちに北陸付近に活発な雨雲がかかり始め、午後には山陰にも発達した雨雲がかかりやすくなる見込みです。

局地的には1時間に30~50mmの激しい雨が予想されます。同じような所を活発な雨雲が次々に通過するため、短時間の激しい雨による道路冠水や落雷などに警戒が必要です。
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総雨量が300mm以上に達する所も

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10日(月)朝までの48時間予想積算雨量
明日9日(日)から10日(月)にかけても前線は同じような所に停滞するとみられます。日本海側の各地では雨量がさらに増加し、10日(月)朝までの積算雨量は山口県を中心とした中国地方の多い所で300mm以上、九州北部や東海地方の山沿いで200mm以上に達する見込みです。

山口県は6月30日~7月1日の大雨により被害が出ている所があり、普段よりも少ない雨で災害につながる可能性が考えられます。土砂災害や河川の氾濫などのおそれがありますので、警戒が必要です。

また、梅雨前線の位置が少しずれると、大雨となる地域が変わってくることがありますので、できるだけ最新の情報をご確認ください。
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